月曜の朝、Coffee Supremeのいつものコーヒー
ブログ
2022.08.05
吉祥寺と三鷹のちょうど真ん中で、ステイフルライフストアの実店舗は2019年にオープン。それまでオンラインストアでしか触れることのできなかった、雑貨や日用品を実際に手に取り、使うシーンを想像できる場としてスタートしました。
井の頭公園のすぐそばにある実店舗。
散歩の途中にちょうどいいところだからこそ、私たちはこの場所で「あとは美味しいコーヒーがあると良いよね」と、コーヒースタンドを併設させることにしました。
コーヒーがもたらす輪の広がり
もともと、コーヒー好きなスタッフが集う弊社。
私たちにとって、コーヒーをきっかけに出会えた繋がりや、なにげない日常に美味しいコーヒーがあることによるコミュニケーションの広がりは、何にもかえられないかけがえのないものです。
そんなコーヒーの魅力や、コーヒーを取り巻く文化の面白さを提案していくためには、似通う志しを持ち、尊敬できるパートナーが必要でした。
店主でありデザイナーでもある服部は、かねてよりコーヒースプリームへ通っていました。
スペシャルティコーヒーという高い品質を保ち、消費者だけでなく生産者の利益にも寄与する開発を行うコーヒースプリーム。奥渋谷あるカフェには、老若男女問わず、人々が気軽にふらっと立ち寄りたくなるホスピタリティがありました。
その姿に感銘を受けていた服部は、すぐにコーヒースプリームへ連絡しました。
1993年、ニュージーランドの首都・ウェリントンで誕生したスペシャルティコーヒーロースターであるコーヒースプリームは、日本では2017年にオープン。誰もが気軽にコーヒーを楽しめる、独自のホスピタリティカルチャーを展開されています。
ご連絡後、コーヒースプリームジャパン代表である松本さんと実際にお会いし、コーヒーを提供するにあたっての姿勢や、スタッフみなさんの想いと熱量に触れられたことで、尊敬の気持ちを抱かせていただきました。
尊敬する彼らのアドバイスをもとに、ステイフルライフストアでの提供フローや、メニュー展開を試行錯誤する日々。実験と検証を重ね続け、実店舗がオープンした年の冬、念願だったコーヒー提供がはじまります。
日本のCoffee Supreme
ニュージーランドで誕生したコーヒースプリーム。コーヒーブランドを日本で展開するためには3年ほどかかったそうです。
奥渋谷にあるカフェでは、横長のカウンターに腰かけてフラットホワイトで一息入れる人、ドリンク片手におしゃべりする人たち、スタッフ・お客さん同士「最近どう?」と気軽な会話が交わされるのがいつもの光景。
発祥がニュージーランドというのも頷ける、まるで海外のカフェへ訪れたかのようなオープンな空気感に心が惹かれます。
しかし、それだけではないコーヒースプリームの一面を、私たちは魅力に感じています。
それはひとえに、日本のコーヒースプリームとして確立されていく、ブランドの姿勢にあります。
コーヒーを基軸に、ファッションブランドや老舗メーカー、イラストレーターとのコラボレーション、コーヒースプリームとしてプロデュースを手がける新業態カフェ「Parlors(パーラーズ)」、日本全国でのポップアップ展開、プラスチックゴミ削減活動等の社会課題への取り組みなど。
彼らの考えと行動により「僕たちがCoffee Supreme」と前進する姿には、発祥元ニュージーランドに敬意を抱きながら、日本で愛されるブランドへ育んでいく意志の強さを感じます。
ステイフルライフストアでコーヒーを取り扱いさせていただく過程でも、そんな彼らの想いに触れる機会が多くありました。私たちはそれが、Coffee Supremeの数多くある魅力の中の、もうひとつの一面だと思うのです。
コーヒーとデザイン
コーヒースプリームのカフェは東京・奥渋谷、代々木公園のすぐそば。
近くまで足を運ぶと、コーポレートカラーである白と赤が目に留まります。
道路に面するカフェ店舗は、オープンな入り口からカウンターにいるスタッフと会話を交わすことができる作り。注文をしたら、カウンターにある椅子に腰かけて、コーヒーの香りに包まれながらドリンクができるのを待つひとときを過ごします。
コーヒースプリームのロゴやフォント、カラーの配色は、店舗の内装、什器、扱われる食器や資材、備品のデザインにも細かく設計され組み込まれています。
ブランドを想起させるのは、デザインが一貫されているからこそ。これらを目にすると、自覚していない意識の中に、コーヒースプリームで在ることがふんわりと描かれていく。
カフェでコーヒーを飲む時間は一層彼らの世界へ没入できるので、その体験が記憶へ刻まれ、一人一人の中にブランドが残っていくのだと思います。
もちろん彼らのプロダクトも、コーヒースプリームのアイデンティティを纏ったデザイン。
ロゴをはじめ、パッケージの素材、印刷方法、造形、質感、使用後の環境への影響など、デザインを作り上げるあらゆる要素のなかにコーヒースプリームの考えや姿勢が反映されています。
カフェで飲む、美味しいコーヒー。
自宅でも飲みたくなり、自分用のコーヒー豆も購入して持ち帰り。
次の日の朝、白と赤の紙パッケージを開けてコーヒーの香りに包まれたなら、昨日カフェで飲んだ美味しい味が口の中いっぱいに広がり、コーヒースプリームで過ごしたひとときの記憶がよみがえってくるのです。
気軽で美味しい「いつものコーヒー」
ステイフルライフストアで取り扱うコーヒースプリームのコーヒーは、私たちにとって「いつものコーヒー」。
コーヒースプリームと過ごした記憶の連なりが、ステイフルでの日常となり、気軽で美味しいいつものコーヒーになりました。
私たちのいつものコーヒーは、中深煎りのブレンドに豊かなコクの深みと複雑さ。口に入れたときに感じる、ミルクチョコレートとシトラスがかけ合わさった風味。
なによりもの特徴は、あと味に広がるココアのような余韻。
ステイフルライフストアの定番は、エスプレッソを水やお湯で割ったアメリカーノ、ミルクで割ったラテで。
ほどよくエイジングされた飲み頃のコーヒー豆を使って、オーダー毎に1杯ずつおいれしています。
自宅でも手軽に飲みたいときは、ハンドドリップで美味しく抽出できるところが、いつものコーヒーである理由のひとつ。
朝の目覚めの一杯。忙しい仕事の合間に。
いつも飲んでいるコーヒーが美味しいというだけで、なにげない日常も豊かな感性を持って過ごせることを、私たちは実感しています。
コーヒー片手にふらっとどうぞ
日用品や雑貨を取り扱うステイフルライフストアの一角に、ふらっと立ち寄れるコーヒースタンドがあります。
井の頭公園のさんぽ途中、駅まで歩く道のりのおともにコーヒーを。気軽にふらっと遊びに来てください。
ステイフルライフストアは、使い捨て容器を減らす環境に配慮したライフスタイルを推進します。
マイカップ・マイボトルをご持参の方は、ドリンク全品50円引きです。
ぜひ、マイカップやマイボトルを持って出かけましょう!
これから新たな取り組みも準備中です。またお知らせさせていただきますね。
ぜひお楽しみに。
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